カテゴリ:不動産売却動画 / 投稿日付:2021/11/01 16:30
今回は不動産の4つの価格についてご説明いたします。
「一物四価」とは一つの土地に4つの異なる価格があることを言います。
土地には全く同じものはありませんので、土地に関しては様々な目的に応じて、
目安となる価格が複数存在します。
具体的には
- 公示価格
国土交通省の土地鑑定委員会が全国で標準地を選定し、毎年1月1日時点での
1㎡あたりの土地(更地としての)の価格を鑑定し公示しているものです。
毎年3月に頃に発表があります。
- 固定資産税評価額
各市町村が算定する固定資産税の基準となる価格のことです。
3年に1度見直されています。
毎年1月1日の時点で所有権を登記している人に対して課税されます。
- 路線価
国税庁が発表する道路に面した宅地1㎡あたりの土地の価格のことです。
どのくらいの相続税や贈与税がかかるのかは路線価をもとに計算します。
- 実勢価格
市場において実際に取引される価格(もしくは取引した価格)のことです。
売主様・買主様のそれぞれ希望価格に折り合いがつき最終的に取引した価格です。
土地の形状や利用状況などの個別要因、債務整理や相続により売り急ぎなどの
個別事情により価格に影響を与えることが大きいので変動があります。
それぞれの価格の特性を理解した上で、土地の適正価格や税金の目安を知る際の
参考にしてみてください。
具体的な価格が知りたい、売却のご相談などお気軽に
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