カテゴリ:上手な不動産売却 / 投稿日付:2022/06/12 18:20
◆ 売 り 先 行
売り先行とは、先に自分が住んでいる自宅を売却し、売れてから買い替え先の物件を購入す
るパターンです。まずは売り先行のメリットとデメリットを整理してみましょう。
【売り先行のメリット】
売り先行のメリットは、資金計画が明確なことが一番です。売却して手元に入ったお金を自
己資金の一部に充て、買い替え先の物件を購入する、という流れになるからです。
自己資金が明確なため、不要な額のローン契約を行ったり、物件が思った価格で売れなかっ
たらどうしようと心配したりすることがありません。
【売り先行のデメリット】
売り先行のデメリットは、仮住まいを用意しなければいけないことです。先に自宅を売却
するため、一時的に賃貸住宅などに住まわなければなりません。その際には仲介手数料、敷
金、礼金、家賃、引っ越し費用などが掛かってしまいます。
◆ 買 い 先 行
【買い先行のメリット】
先に買い替え先の物件を購入する買い先行の場合は、仮住まいをする必要がないぶん、出費
を減らすことができます。また、先に物件の購入や引っ越しを済ますため、じっくりと時間を
掛けて物件を売却することができます。
【買い先行のデメリット】
買い替え先の住宅を購入した後、旧居を売却するまでは住宅ローンを二重に返済しなければ
なりません。また、二重ローンは金融機関の審査が通らなかったり、融資額を減らされたりす
る可能性があります。つまり、資金に関する面でのデメリットが多く発生する「可能性があ
る」ということです。
また、資金面でデメリットが多く発生する可能性があるということは、「欲しい!」と思っ
た物件をスグに抑えることができず、他の方に買われてしまう可能性が高くなることを意味し
ます。
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