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買主優先主義
カテゴリ:上手な不動産売却  / 投稿日付:2022/12/06 00:00

不動産を売ると決めたら、まずどこかの不動産仲介会社と媒介契約を結び、不動産の売却を依頼することになります。

媒介契約は、主に専属専任媒介契約・専任媒介契約で、契約先の不動産会社に売却を一存することになります。

基本は契約先以外での販売は認められません。

契約期間は最長3ヶ月で、期間中に契約解除すると契約内容によっては違約金が発生する場合がありますので、販売に熱意が感じられないとしても、すぐには契約を解除できません。

しかし、買主は物件を気に入らなければ他の不動産会社へと離れて行ってしまいます。

買い手候補から値下げ交渉があったとき、不動産会社は、売主がこれ以上の値下げを考えていないと強気に対抗する事ができないのです。

売主は、心理的に早く売って負担を軽くしたいという焦りの気持ちもあり、値下げ交渉に心が揺れます。

「過去の事例を見ても、この値下げ価格が妥当です。」と事例を提示されますが、売主を説得するのに都合の良い取引事例だけ抜粋して紹介していることも考えられます。

このように買主優先主義の不動産会社も実際にはあります。

これは売主様の利益を軽視しているとも言え、とても残念なことです。





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