「更地」で売却するデメリットは?
カテゴリ:上手な不動産売却 / 投稿日付:2023/05/24 00:00
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カテゴリ:上手な不動産売却 / 投稿日付:2023/05/24 00:00
すでに建物がある土地を「更地」として売りに出すためには、まず、解体作業を行うことになります。 前回もお伝えしたように、解体費用は木造では坪3~ 5万円程度と言われています。軽量鉄骨造や、 鉄筋コンクリート造の建物ではさらに高くなります。 それでも更地にしたほうがいいのか、 それとも古家付きのまま売却したほうが得なのか。 更地にするメリットとデメリットを見極め、 お手持ちの不動産の特性をよく吟味して判断してください。 ◆「更地」にするデメリット ・解体と不用品処分にお金と労力がかかる
古い家を取り壊すには、相応のコストがかかります。延べ床面積30坪程度の木造住宅なら、おおむね90万円~ 150万円の解体費用が目安。
また、相続した家屋では、家具や家電品、生活用品などそのまま残されていることが多いですが、 それらの処分を行うのも、 かなりの手間とコストがかかることを覚悟しなくてはなりません。 一般ごみの仕分け、粗大ごみの引き取り、 リサイクル製品の処分などは、回収日が限られているため、 計画的に行っても相当の期間を必要とするでしょう。
更地にすることを決めたら、まずは不用品をどうするか?から考えなくてはなりません。 ・固定資産税が高くなる
税法上、更地は「非住宅用地」として扱われ、住宅がある土地
「住宅用地」より、固定資産税が高くなります。 200平米以下の土地の場合、更地の固定資産税は、 家付きの土地の約4倍、 200平米以上の土地の場合の固定資産税は、 家付きの土地の約3倍になります。 売れない期間が数年に及ぶと、その分、 税金面の負担も多くなるということです。
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